
洞爺丸よ安らかに! 〜オンラインで追悼する青函連絡船洞爺丸特設サイト
令和3年度 あおもりアーツカウンシル 文化 芸術創造活動助成事業

海峡の女王(洞爺丸型)
1945年7月14日から15日にかけての米軍の空爆でほぼ壊滅状態となった青函航路の復興のため、当時の国鉄がGHQの許可を得て全長118.70mの車載客船4隻(洞爺丸、羊蹄丸、摩周丸、大雪丸)を建造した。第1船の名前から「洞爺丸型」と呼ばれる。また、その優美な姿から「海峡の女王」の称号でも親しまれた。青森―函館間の所要時間は下り4時間30分、上り4時間40分。1日2往復の運行が可能であった。
洞爺丸
1947年11月21日就航。1954年9月26日終航。青函航路の車載客船第1船として、三菱重工神戸造船所が戦後初めて起工した大型客船。給湯設備まで備えた最新鋭船は戦後復興のシンボルであった。1954年8月7日、昭和天皇北海道行幸に指名され青函連絡船史上唯一のお召し船となる。そのわずか1ヶ月半後の9月26日、台風15号に遭遇し沈没。死者・行方不明者あわせて1155人に及ぶ日本海難史上最大の惨事となった。
日本海難史上最大の大惨事「洞爺丸事故」から、2021年9月26日で67年となります。犠牲となられた方々のご冥福を、謹んでお祈り申し上げます。
わたしたち一般社団法人進め青函連絡船は哀悼の意を込めて「洞爺丸遭難追悼集」(昭和30年9月26日/洞爺丸遭難者遺族会発行)の一部を朗読、無料配信させていただきます。洞爺丸が沈没した9月26日22:45に公開いたします。
また、青函連絡船と郷土史を語り継ぐことをテーマに、鼎談を収録いたしました。こちらも9月26日22:45に公開、無料配信いたします。
パネラー 今村 修(青森まちかど歴史の庵「奏海─かなみ─」庵主)
相馬信吉(青森まちかど歴史の庵「奏海─かなみ─」の会会長)
畑澤聖悟(渡辺源四郎商店店主/一般社団法人進め青函連絡船理事)
※青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸にて2021年6月1日実施。
鼎談は、青函連絡船の本「進め!青函連絡船」Vol.3 2021年号 特集:洞爺丸の青春にも掲載されています。
「洞爺丸よ安らかに!今、朗読で語り継ぐ」
(1955/昭和30年9月26日 洞爺丸遭難者遺族会発行)
構成・演出:畑澤聖悟
美術・人形制作:山下昇平
朗読:山上由美子 木村知子 三津谷友香(渡辺源四郎商店)
復刻絵葉書「青函連絡船 洞爺丸」
写真所蔵:青森県立郷土館
復刻版制作:一般社団法人進め青函連絡船
鼎談「郷土史を語りつぐ。未来を考える。」(一社)進め青函連絡船/渡辺源四郎商店
パネラー 今村 修(青森まちかど歴史の庵「奏海─かなみ─」庵主)
相馬信吉(青森まちかど歴史の庵「奏海─かなみ─」の会会長)
畑澤聖悟(渡辺源四郎商店店主/一般社団法人進め青函連絡船理事)
(敬称略)
※青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸にて2021年6月1日実施。